朝、雨だが、風は昨夜のようには強くなかった。烏帽子小屋によらず、竹村新道から晴嵐荘へと考え、知り合いになったカメラマンにアドバイスを求めた。「危険な岩場東沢乗越は、竹村新道分岐迄で、分岐の先の竹村新道は歩荷道、険しい。一方、烏帽子小屋迄は、楽な道。」と聞く。
岩場の多い東沢乗越は雨の中、写真は殆ど撮れない、岩が雨に濡れていても、土が着いてないので、滑りやすく無かったが、慎重に通過。
分岐につく頃雨が止み視界が良くなる。流れる白い雲、時折見せる青空、コマクサの群生、一瞬槍ヶ岳・水晶岳が顔を見せる。
今回山行の最高のロケーション。北アルプスの醍醐味を味わう。
烏帽子岳を目指すも、99%の時点で中断。
烏帽子小屋着。 |