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 健康管理

 鼠経ヘルニア(ソケイヘルニア)

07.3.18 
福智山縦走後半 気分が悪くなり、食欲が無くなった。

07.3.22
右下腹部に膨らみを発見、行きつけの内科医「たけや内科胃腸科」で診察「鼠経ヘルニア」と診断される。紹介状を書いて貰う。
インターネットで山登りと「鼠経ヘルニア」を検索する。あった「鼠経ヘルニア」の先輩が「日本三百名山目指して」写真入りで詳細にレポートがあった。

07.3.29
福岡市「佐田病院」で日帰り入院の診察を受ける。紹介された医師が院長だったので、手術中だったが、手術服で、わざわざ院長が時間を作って手術室の横の部屋で診察をしてくれた。感激だ! 日帰り手術に自信を持った応対だった。
左右両方とも「鼠経ヘルニア」と診断され。大事を見て1泊入院の予定。手術日は病院の都合でよいと言うと、4月24日と言われた。来週ぐらいと考えていたが、遠方からも来院する患者が多く日程が詰まっているとのこと。早い日程を希望し手術日が4月16日に決まる。
登山と鼠経ヘルニアの関係を尋ねた。下腹部に圧力がかかると弱い部分に穴が空きやすい。個人差もあるようだが、ハードな山登りが引き金になったことは間違いなさそうだ。手術後の山登りが以前のように出来るのか、再発予防策はどうすればよいか・・・。

07.4.16 手術当日 
8:30 佐田病院到着 手術準備
10:00頃 手術室入室 ドクターはじめスタッフ4〜5名 物々しく感じた。手術は初めてでは無いが緊張が走る。背中から脊髄へ麻酔注射、(何かの話で失敗して半身不随になったことを思いだし緊張が脳裏を横切る)。10分後麻酔が効いているか冷たいガーゼや針でつついで確かめているが、全然効き目無し。もう1度脊髄への麻酔注射(もうじたばたしてもしかたがない)。
13
:00 時頃手術室から病室に戻る
15:00 痛み止めの座薬挿入
18:00 妻に電話するため電話室まで歩く、ふらつくこともあるからと看護婦が付き添う、傷口が痛い。小便の時、下腹に力を入れるのが痛みが走るが、しかたなくがまんがまん。
からキジ撃ちもままならない、はらが痛みだし、痛みが横に動き、ゆっくり下におりてくる、痛みの場所でブツの動きがはっきり解る。出口にさしかかった、イザと思いきや痛くて力むことが出来ない、逆流するのが解る、思いっきり出したい。ザンネン。
18:00 痛み止めの注射

07.4.17 睡眠用の精神安定剤を服用

07.4.17 退院
料金は約9万円(3割負担分)18銀行のATM使用・西日本銀行カードで無料で引き出せた、助かる。
小便・テンシキは普通に出来るようになる。普通が有難い。
ズボン履くのは痛い、靴下履くのは死ぬ思いだ。タクシ−で帰る。

07.4.19 仕事始め
手術後初めてのきじ撃ち、ゆっくり力みながら痛みをこらえ、ゆっくりゆっくりと、出た時はこんなにも嬉しいものかと感動ものだ。
自営 通勤はいつもは徒歩10分 両手にストックをしてゆっくり歩く、そばに自転車を転がした妻が付き添い(二人で自営)。シャッターは妻があける。
たまった仕事は自分でしなければならない、ツライ。
クシャミは腹に響く、まだ完治ではない。

07.4.20
キジ撃ち 通常とおりOK 靴下履く時かがむのは苦労する、クシャミ・咳払いはまだ痛い。

07.4.28 退院後初めての診察
全て順調と診断される。
時々腹に違和感や、きりきり痛むことがあるが、手術後1〜2ヶ月は、少しの痛みが伴うが想定内のようだ。
挿入したメッシュは永久に使用でき、再発の心配は無し。山登りについては、患部は以前より丈夫になり心配することは無いとのこと、先ず安心した。

07,5,20 退院後初めてのリハビリ山登り
JR香椎駅より三日月山(242m)を妻と二人で挑戦。妻は6月2〜3日久住合宿の足慣らし(足慣らしにはほど遠い山行である)。
三日月山頂で立花山を目指そうか迷っている時、地元の愛好家が登山道を整備した長谷尾根道を勧
められ、あまり高低差がなさそうなので行くことにした。手作りの木の名札がほのぼのとしてあたたかった。下りは急な所もあり、距離もあったが、まずまずのコース。長谷ダムから長谷公園〜JR香椎駅まではアスファルトの道は少々ツライ道であった。
JR香椎駅  8:50
登山口    9:35
三日月山  10:30
長谷ダム  12:00(昼食)
長谷公園  13:30
JR香椎駅 14:30
参考(万歩計約 25,000)
次回は、リハビリとは言わせない。

三日月山山頂にて、背後は博多湾。